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無人のコワーキングスペースで作業をした。帰ろうとしたら解錠システムが故障していて、完全に閉じ込められてしまって困った。問い合わせにメッセージを送ったら「18Gと窓のあいだにカーテンのかかった清掃棚がある、そこで写真のようなものを探して、Aと書かれたボタンを押せ」のようなことが返ってきて、ゲームみたいでかなりたのしかった。
雨がやんでまぶしいくらいに晴れていて、演出みたいだった。
無人のコワーキングスペースで作業をした。帰ろうとしたら解錠システムが故障していて、完全に閉じ込められてしまって困った。問い合わせにメッセージを送ったら「18Gと窓のあいだにカーテンのかかった清掃棚がある、そこで写真のようなものを探して、Aと書かれたボタンを押せ」のようなことが返ってきて、ゲームみたいでかなりたのしかった。
雨がやんでまぶしいくらいに晴れていて、演出みたいだった。
友人ともっちゅりんを食べた。食べたい気持ちは実はそんなになかったが、「もっちゅりん」と単に言いたい気持ちが先立ってもっちゅりんの話をしはじめていて、気がつけばドーナツ屋さんに向かうことになっていた。言いたくなるってずるいかもしれない。
公園でウクレレを弾いている人がいた。夜なので、うるさくならないようにかなり音に気をつけているみたいで、そこまで気をつけていたら家で弾いてもそんなに問題にならなそうだけどなと思ったが、私だって単に涼しくて気持ちがいいからという理由で散歩をしている。
かばんのなかからグミが2袋でてきた。たまに食べたくなって買うが、たいてい数個で満足してグミの気分が終了するので、そのまま忘れることとなる。バラ売りしてくれてもいいんだけどな、と思わないこともない。
これを書きながら「映画館とかショッピングモールにたまにあるお菓子の量り売りでしかみたことないブロック型のラムネ」がかなりおいしいことを思い出した。
夕方、近くの公園で作業をした。テーブルが砂だらけだったので代わりに螺旋の形をしたすべり台に座っていたら、遊んでいた子どもにうしろからに追突されてとてもあやまった。そちらがほんとうの利用者なので、完全に私が悪い。
そうめんを茹でた。パッケージに「手延素麺」と書いてあって、漢字で素の麺と書くんだ、と思った。そうめんの徹底して個性がない感じは、どちらかといえば好感が持てる。
インターネットでかわいいランチバッグの投稿を見かけてかなりかわいいなと思い、外出したい気持ちになった。
夕方、もうすぐ夜みたいな空に濃いピンク色の雲が散っていて、ほんとうに宝石みたいだった。
忘れ物をした。いつもはだいたい家を出てすこし歩いたあたりで気がつくのに、今日はそのまましっかり目的地に到着してしまった。雨の日というのは片手で傘を持ちつづけなければいけないし、視界も狭くなったりして、晴れている日よりもすこしだけずっと意識を使っている感じがする、というぜんぜん言い訳にならないことを考えたりした。
忘れ物を取りに帰る途中、運転席の窓をぜんぶ開けて口笛を吹いているトラックにゆっくりと追い抜かれて、いい気分だった。
駅前の公衆電話に置かれていた一輪の花が刺さったペットボトル、誰が用意してくれたんだろうと思った。
カフェで季節のハーブティーを注文しようとしたらまちがえて奇跡のハーブティーと言ってしまった。店員さんが「いいですねそれ、おいしそう!」と笑って返してくれたので、恥ずかしくならなかったし、すこしうれしかった。
話している途中で窓を開けてどしゃ降りのようすを聴かせてくれるpodcastがあって、すごくよかった。
お昼ごはんを買いにお弁当屋にいった。QR決済の読み取りをするとき、お店の人が「はい!いきましょう!」と元気よく声をかけてくれたので、つられてこちらも「おねがいします!」と今日いちばんの大きさで返事をした。
買ったお弁当に「武士、海苔、重」と書いてあって、かなり分からなかった。
本屋に行ったら、朝井リョウさんのサイン色紙があった。このお店のこととか受賞した本のことについて書いてあるのかと思ったら、近くにあるシャツ屋さんで青いスーツを買ったことがあるというぜんぜん関係ない報告だけが書かれていて、そんなのおもしろすぎる、と思った。
体調を崩した。体調が悪いことって自分にとってはそれが世界のすべてというくらい大きい出来事なのに、ほかの人にとってみればぜんぜんそうではない、という感じがある。その大きな出来事を単に誰かに言いたくなる気持ちと、言われても困るだろうという気持ちが両方あって、だいたい言わないことになる。日記に書くのはちょうどいい。
「1日不足分のビタミン」と書かれた野菜ジュースを飲みながら、私が不足しているビタミンの量を勝手に決められている、と思った。
大きくあくびをしながらスマホをひらこうとしたら、顔認証に失敗した。
おもちゃのマシンガンを持って走っている少年がいた。身体の半分くらいの大きさだったので、不釣り合いな感じがすこしおかしく見えた。これを書きながら、なんでおもちゃだと分かったんだろうとも思った。
夜中、窓を開けたらサーッという音が鳴りつづけていた。雨が降っているかと思ったが、近くの通りの七夕飾りが一斉に風で揺れて擦れている音みたいだった。勝手に耳を澄ましてしまうくらいには心地がよかったのと、無音より「静か」という言葉が合っている気がするのはすこし不思議でもあった。
食べかけのアイスが落ちていた。私ですら溶けそうなくらい暑いが、このアイスはまだほとんど四角い形をしていて、これがなにかのミステリーなら犯人はまだそう遠くへはいっていないということになる。
シラートという映画を急にみた。
夏バテというほどではないが、夜になってもごはんが楽しみにならない感じがして「うどん 夏」と検索した。夏という1文字に託しすぎているような気がする。「うどん 春」と検索したことは1回もないな、と思った。
電車に乗っていたら服に水をこぼされた。丁寧に対応してくれたのだけど、こちらのほうが慌ててしまって「大丈夫です!ありがとうございます!」と言った。感謝が状況にあっていないなとは思いつつ、少なからず気を遣ってくれたことに対してうれしい気持ちはあった。
腕に赤い星のマークがついている人がいて、それが何かは知らないけどいいなと思った。